2008年07月05日 Sat

続 小数点の話

随分昔にフランス語の数字・小数点の話を書きました。

それについて,2ヶ月くらい前の新聞に面白い記事があったので,ご紹介したいと思います。
 
日本経済新聞 2008年5月10日(土曜)夕刊3ページ
「ところ変われば… ドイツから:小数点はコンマで表記」
……日本と同様なのは英米や中国などだが,日本でも小数点以下のシェア争いなどを「コンマ以下の攻防」と表現することがある。各国で利用法が分かれた理由はよく分かっていない。メートル条約加盟国の会議である国際度量衡総会は2003年に「小数点はピリオドかコンマのどちらか」を使うと決議しており,国際的には両方とも有効だ。……
やはり,理由は不明&基準が決まっていたか!!(笑)

記事には,ドイツ・フランスは「小数点=ピリオド」だと書かれていますが,他の国ではどうでしょう。地域によるのでしょうか。
EUのウェブサイトなんかで表示言語を切り替えながら確かめてみたい衝動に駆られます。(←きっとそのうちやる or 誰かやってみてしまった方がいらっしゃれば教えてください(笑))

そしてその「決議」というのはこれです:
フランス語(オリジナル):<http://www1.bipm.org/fr/CGPM/db/22/10/>
(英語):<http://www1.bipm.org/en/CGPM/db/22/10/>
最初の方に,現状が書かれていて,最後の2段落目の1行, « déclare que... » "declares that..."のところに,記事にもあった結論が書かれています。

つまりカナダでは英語表記のときはドットで,フランス語表記のときはコンマなのですね。
(まぁ当たり前っちゃ当たり前ですけどね。カナダに行ったときは気付かなかったなぁ。)
試しにVancouverの天候情報を見てみてください:
英語:<http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-74_metric_e.html>
仏語:<http://www.meteo.gc.ca/city/pages/bc-74_metric_f.html>
ただ,位分けをするためのコンマは,フランス語の場合スペースになっていることも多いです。
オンラインニュースなどで容易に見つけられますよ。

因みに,コンマはフランス語で « virgule » ですが,ピリオドは « point » [ポワ]といいます。英語ではそれぞれ,"comma", "point"です。
「小数点」を意味する言葉としてはフランス語で « virgule décimale » ,英語で"decimal point"の他,"dot",アメリカでは"period""decimal marker"も使われるようです。

そしてこの記事にはあと3つの数字にまつわる「相違点」が書かれています。
どれも,その相違点にぶつかった事のある方ならうなってしまうようなものなので,何回かに分けて書いていきたいと思います。

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※文中引用した記事について,縦書き用の句点は「,」に,漢数字はアラビア数字に直して写しました
posted by Yuppy at 15:56 | Off | Comment(0) | TrackBack(0) | BlogMURA
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