2007年08月15日 Wed

普遍

昨年の今日,「終戦記念日(戦没者追悼及び平和祈念の日)」にあたって沖縄で感じたことを素直に書きました
そして,たくさんのコメントをいただき,嬉しかったです。
 
報告書は結局残部が出ず,「差し上げること」はできなかったのですが,まだ読みたいという気持ちを持ってくださっている方にはいつでもお貸しします。(あるいは大学のあの部屋に行けば1部か2部はあると思うので読めると思います。)
また最新の情報は何度もご紹介しているようにインターネットや新聞・書籍などから手に入れることが可能です。是非追ってください。
まだ続いています。この間も事故があったり,大雨の被害で大変だったり,続いています。


昨日,東京裁判の判事の思想を追ったドキュメンタリーをNHKで放送していました。
(国際)法とその原則に則れば(当時の法では)彼ら(被告全員)を裁けないはずだ(無罪だ)」(paraphrased)
と反対意見を述べた裁判官(パール判事)の話です。
今の日本の首相も「無罪」という点を支持しているそうですが,この裁判官は,だから被告たちが正しかったとは言っていませんでした(今までそう疑われてきたそうなのですが):
しかし,それ(私の反対意見)を理由に侵略戦争を正当化しては絶対にならない。戦争は絶対にいけないことであり,今後絶対に同じことが繰り返されてはならない」(paraphrased)
と彼は付け加えていたのです。
そして侵略戦争を違法化する国際法が制定されました。
わたしはこの裁判官の言葉に深くうなずきました。
…ここまで彼らの思想が一致しているのかは存じませんが,首相はこの判事の遺族と面会を予定しているそうです(http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070814k0000m010096000c.html)。


今日の夜NHKで「憲法9条」をテーマとした市民討論番組(生)をするそうです。その番組の予告編で,賛成反対同数ずつ街頭インタビューを放送していました。反対の人の声は「戦争は絶対よくないから」(若い方)とか「若い人は平和がなんだか知らないから(改正とか)言えるんだ」(年配の方)という意見で,賛成の人の声は「『脅威』から守るために」,とか「国際社会で立派でいるために軍隊がいるから」という風に言っていました。

軍隊がある国=立派?
脅威=仲良くない軍事国家?


どこの国が仲がいいとか,絶対的に信頼できるとか,いざ戦争とか国益合戦になったときには関係なくなるのじゃないかな。
孤独になったとき,例えば沢山の国から同時に裏切られて壊滅的にやられそうになったとして,軍備を持って戦い徹底的に打ちのめされ,結局とられるのと,軍備がないから戦えないといって無傷で国を明け渡すのではどっちがいいかな。


どの戦争にも賛成すべきじゃないし,どの戦争にも関与すべきじゃない。
どんな理由があっても,繰り返してはいけないことがある。

時が経てば人は忘れる。
時が経てば人は死ぬ。
やがて伝えられなくなる。
何も知らない者たちが,再び行う。

繰り返し。

それを防ぐために,反省の明文・明晰化のために作ったものがあるならば,それを守って悪いことはないと思う。伝え抜いて悪いことは起きないと思う。

時代は変わったかもしれない。
あのときなかった技術や兵器ができたかもしれない。

でも人間は本質的に変わらない

通常,
考え,言葉を話し,
手足を持ち,助け合いながら,
感情をもち,
良心と欲の葛藤を繰り返しながら,
自らと大切なものを探し守って生きる。

結局人間はこう。

変わらないものもある。
だから一概に「変わった」と言うのは短絡過ぎると思う。


「終戦(記念)日(戦没者追悼及び平和祈念の日)」を「敗戦(記念)日」と呼ばないのは,強さと優しさ」で憎しみの連鎖を自らのところで止めようとしているからじゃないのかしら。
その精神でいいんじゃないのかしら。


終わらぬ戦争,世界は見過ごしたがっているの。

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posted by Yuppy at 08:15 | Calendar | Comment(1) | TrackBack(0) | BlogMURA
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この記事へのコメント
Yuppyさま こんばんは

私も、Yuppyさまのご意見に賛成です。
城山三郎さんが生前に語った言葉ですが、「この前の戦争で日本が得たものがあるとすれば、それは、憲法9条だ」と繰り返し言っておられたそうです。

「脅威」を煽っている方々に聞きたいですが、一体、どこが一番の脅威なんですか、と。たとえ、その脅威があったとしても、その脅威を取り除くには平和的な方法しか手段はないと思います。そのことがよく分かっていて、自分の無策、軍部を抑えられなかったとの反省のもとで、広田弘毅は一切の弁明をせず、絞首刑になったのではないでしょうか?政治家としての責任を感じたから、潔く刑に服したのではないでしょうか?

私は、パール判事と同じ意見でして、事後法で犯罪を裁くこと、これはできないことであろうと思います(現憲法でも禁止していますね)、ですが、戦争の責任がなかったか、といえば、A級戦犯の方々は、戦争責任というか、アジア諸国の人々、及び自国民に多大の被害をもたらした責任は逃れられないのではないでしょうか?それに、その政策を支持していた国民にも多大の責任があると思っています。

また、重ねて言わせていただくと、「軍隊は軍隊しか守らない」ということを私たちは忘れてはならないと思います。

ミ(`w´彡)
posted by rudolf2006 at 2007年08月15日 18:55
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