ドイツのグループですが名前は「東京ホテル」といいます。つづりはTokio Hotelです。
TOKIOか!ってあのジャ○ーズのTOKIOと勘違いしてくださってもいいのですが,Rockさが全然違います。ドイツのほうが激しいです。
命名の理由は東京の混沌とした雰囲気が好きだからなんだそうです。本当ですかね……?
(そういえば,この間2週間来ていたベルギーからの友人(元:友人の友人の友人)も,東京のど真ん中のホテルに滞在していましたねぇ,驚きおののきながらも(笑))
偏見中の大偏見で言うと,ドイツ=Classical music っていうイメージを抱いてしまうのですが,
彼らはかなりロックです。見てみてください。そして聞いてみてください。メディアや某国際的画像共有サイトで検索すれば出てきます。(下に紹介した記事の中にも出ています)
ルックスに関して,標準的な若者に比べれば「古い」見方しか出来ないわたしは……
「ん〜ロックだね。」
とだけ言っておこうと思います(笑)
フランスでは彼らの影響で今一時的に「外国語」としてドイツ語の履修率が高まっているんだそうですよ。普段はやはり英語が多いみたいです。
そういえばフランスでの英語教育について,夏にホームステイ先のマダムが,「フランス人は学校で週に2時間しか英語の時間がない!」と言っていました。どうなのかしら?
さて,そんな彼ら“Tokio Hotel”が3月にツアーの一環としてフランス国内でコンサートをするということでした。が,フランス西部ではやらないということだったらしいのです。(Le journal des enfants. http://www.jde.fr/blog/index.php?2008/03/03/381-tous-a-l-ouest-avec-tokio-hotel)
そんな知らせを受けたファンたち(fans ; admirateurs, admiratrices)が取った行動とは……
“manifestation” (デモ)
さすが!(笑)
Ils ont manifesté pour que viennent leurs idoles.
というわけです。先ほど紹介した Le journal des enfants から文を引いてきましょう:
“A Nantes et Rennes, des dizaines de fans manifestent pour que viennent leurs idoles.”
(ナントとレンヌでは数十人のファンが彼らのアイドルが来るようにデモをする。)
★ちょっと文法説明:
1."pour que" + 接続法:
venir の ils に対する形 viennent は直説法現在形も接続法現在形も同じつづり
2."que" のあとの(関係詞節中の)主語と述語の倒置:
・主語が名詞
・主語が名詞且つ(普通の語順にすると)動詞で終わる
・主語が長い
などの場合にしばしば倒置されるといわれる。綺麗だけどやっかい。(←主観(笑))
この記事は3月3日の記事で「今週デモがされた」と書いてあります。
しかもただのデモで済ませず,「1万1000人の署名や横断幕を集めた」という気のいれようです。
この“quelques dizaines de jeunes en colère”(数十人の怒った若者)たちの熱の入った(激しい)主張が伝わってきますね……。少し…怖い。。。(←言った。言ってしまった。)
ちょっと検索かけたら,わたしが行っていた町でも高校生たちが必死のデモをやっていました(別に西ではない)……。去年はやったのに……みたいな文脈ですね〜。。。
さすがフランス(※)。。。なんでもデモとかストライキとして表明しちゃいます。
まぁよく言えば素直で健全(笑)
だって日本だったら「まぁ仕方がないよね〜」で終わります,きっと。
※とはいえ,このバンドのツアーに対する manifestation を行ったのはどうやらフランスだけではなく,スイスフランス語地域などでも激しく抗議の声が上がったのだとか
で,彼らの必死の訴えは実を結んだのか?
…… 一応“Oui”
でも本当の結果はとんだどんでん返しです:
Le groupe Tokio Hotel avait dû annuler son concert genevois de vendredi 21 mars, parce que son leader Bill Kaulitz souffrait d'une laryngite. Dans la foulée, le groupe avait aussi annulé plusieurs autres concerts. (http://www.20minutes.ch/ro/:20minutesのスイスフランス語圏版)18日のマドリッド,20日のドゥエー(フランス北部),21日のジュネーヴ,23日のトリノ……などがキャンセルされたそうです。
(Tokio Hotelは3月21日のジュネーヴでのコンサートを中止せざるを得なくなった。なぜなら,リーダーのBill Kaulitzが咽頭炎にかかったためだ。それに引き続き,このグループはいくつかのほかのコンサートも中止した。)
代わりにジュネーヴでは7月に再開催するということでファンも一安心だそうです(笑)
が!またどんでん返しです:
Contrairement à ce qui était initialement annoncé, Bill Kaulitz n'est pas uniquement enroué mais va devoir subir une opération du Larynx. Cela contraint le groupe à annuler le reste de la première partie de sa tournée européenne qui devait le conduire en Italie, Allemagne, Suède, Slovénie, Serbie, Finlande, Danemark et Norvège jusqu'au 8 avril. (http://www.20minutes.ch/ro/)精密検査をしたら治りを悪くしている原因が見つかって手術しなければならなくなったのだそうです。
(始めに伝えられていたのに反して,Bill Kaulitzはただ喉がしゃがれたのではなく,咽頭の手術を受けなければならない。これはグループに,イタリア・ドイツ・スウェーデン・スロベニア・セルビア・フィンランド・デンマーク・ノルウェーで4月8日まで行われるはずだったヨーロッパツアー第1部の残りを中止する事を余儀なくする。)
どうぞお大事にしてください。東京で療養……いかがですか。この際ですから歌い方も喉に優しいようにしてみてはいかがでしょうか。あなた方はもう十分ロックです。(←おだやかに冗談で,でも心配して)
歌手にとっては喉の問題は本当に辛いと思います。ましてや手術は怖いですね。
ただ,本当に長く歌手を続けたいならば,どうしても喉の事を考えながら声を出す訓練も必要だと,現実的には思います。
なぜか新聞記事の解説が主になってしまいましたが,
予告どおり「フランス・ドイツ・日本をつなぐお話」でした☆
(最後にもう1度一刻も早いご回復をお祈り申し上げます。)
今度は再び真面目な話でも。
でもまたしばらく時間があくと思います。ごめんなさい。






